Hacking Mac

Game cheating, Jailbreaking, etc...

学校のMacのフィルタリングの回避方法(2)

Mac

前置き

前回の回避方法よりも時間がかからず楽ですが、システムファイルを正規じゃない方法で書き換えるので若干危険度が上がります。 今回は、結構たくさんコマンドを入力するので、一つのタイプミスが復旧不可能になる原因になります。 不安な方は前回の Macのフィルタリング(学校とかの)を回避する方法 - Hacking Mac をやってください。(説明はこっちの方が丁寧だけど) 起動しなくなったり、壊れたりしても自己責任でお願いします。責任は取りません。

原理

Macやそこら辺のLinuxはsudoersファイルを読み取って管理者かそうでないかを判断しています。 なので、このファイルを書き換えてあげればいいわけです。 Macのsudoersファイルは以下にあります。

Volumes/Macintosh\ HD/etc/sudoers

やっていく

準備

自分のユーザー名が必要になります。アカウント名は田中　太郎のようなログイン時に表示されるものではなく、基本的にホームディレクトリと同じものです。 確認するにはMacのターミナルに入り以下のコマンドを入力します。

id

すると以下のような文字列が出てきます。

uid=501(p1atina) gid=20(staff) groups=20(staff),501(access_bpf),12(everyone),......

このuid=501(p1atina)となっているとこの文字列部分がユーザー名です。 どこかにメモっておきましょう。

実行

まず、このファイルを書き換えるのにも管理者権限がいるので通常ユーザーではできません。 なので、復旧モードを利用します。 復旧モードは、Macに何かしら不具合が起きた時に使うもので、Macの初期化や再インストールができます。 復旧モードを起動するには、再起動中にオプションキーとRを同時長押しで起動できます。 りんごのマークが出るまでずっと押してください。

復旧モードが起動したら、上のユーティリティタブからターミナルを選択します。 すると、白いウィンドウが出るのでそこに以下のコマンドを入力します。

chmod 777 /Volumes/Macintosh\ HD/etc/sudoers

vi /Volumes/Macintosh\ HD/etc/sudoers

(\の入力方法はオプションキーと¥キーの同時押しでできます) この後、vimエディターを使用してsudoersを書き換えます。

vimの操作方法

カーソルの移動: 十時キー 入力モードに入る: iキー 入力モードを終了: escキー

保存して終了: 入力モードを終了してから:wqを入力してエンター 保存せずに終了: 入力モードを終了してから:q!を入力してエンター

注意点:多くのデバイスでは、十字キーの上とdeleteキーが機能しません。打ち間違えたり、カーソルを動かしすぎたりしないように気をつけましょう。 間違えたら、:q!で保存せずに終了してください。でないと復旧できなくなります。

sudoersの下の方で以下を追加します

.....
# root and users in group wheel can run anything on any machine as any user
root        ALL = (ALL) ALL
%admin      ALL = (ALL) ALL

#以下の行をを追加
さっきあなたがメモしたユーザー名        ALL = (ALL) ALL
#この上の行を追加。
#私の例だと
#p1atina    ALL = (ALL) ALL
#他のもの業はすでに書いてあるのでいじらないように

## Read drop-in files from /private/etc/sudoers.d
....

終わったらescで入力モードを終了して、:wqで保存します。 その後、以下のコマンドできちんと変更できているか確認(変な文字列が入っていないかとか)しましょう

cat /Volumes/Macintosh\ HD/etc/sudoers

きちんと変更できていたら以下のコマンドを実行します

chmod 440 /Volumes/Macintosh\ HD/etc/sudoers

これが終わったら再起動していつものユーザーで起動します。

通常モードで続きの作業

ターミナルで以下のコマンドを実行

sudo dscl . -append /Groups/admin GroupMembership さっきメモしたユーザー名

私の例だと、

sudo dscl . -append /Groups/admin GroupMembership p1atina

になります。

終わったらまた再起動します。

管理者権限取得完了

これで管理者権限が取得できたので、あとはやりたい放題できます。 E○ET消したり、BlueStacks入れたり

© Platina︎